cupa on the way
ウサギの尻尾、羊が統治する国の嵐の町から徒然便り
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Quolity of Life
学生の間は、日勤3日で休みが4日でないと論文進まないけど(書く時間がある程度連続しないと、私の筆は進まない。。。)、
これ、年行ってやると私はだめだな~。。。と思う。笑
一日8時間労働で週5日働いてるほうが、結局週の終わり、疲れが少ない気がします。
今は一日12時間以上病院。
起きてご飯食べて病院行って帰ってきて晩御飯食べて次の日のお弁当作ってお風呂入ってその日の復習をして、ベッドになだれ込む。。。
週に3日はこれの繰り返し。
疲れが取れんーーー!
ほかの人はどうなんでしょう~??

さてさて。実習始まってから3週間が過ぎました。
Turning Pointです。
今回もいろいろ出会いがございます。

とってもとっても素敵なおばあさん。
子供は何人いるのか知らないけど、いつも3人の娘達が会いにくる。

彼女は肺炎を患ってて、ついでに心臓病も診断された。
肺機能は悪くないけど、心臓がうまく働かないものだから、腎臓の機能が影響されて腎障害を起こし、大量の水分が体の中に溜まったまま。
血管から押し出されたいらない水分は、彼女の腕と足を膨らまして彼女の運動能力を奪い、その圧迫感は痛みを生む。
大量の水分は、多呼吸を引きおこし、飲食と会話を困難にする。

私が実習を始めた3週間前は、食べたし椅子にも移動してたし私と会話もしてたんだけど。
今はもう何も食べないし、一日中ベッドの上。
会話も、はいかいいえかの簡単な受け答えのみ。

正直、こうなったら、いざって時を考えておかないといけない。
もし心臓が止まったら。自分で呼吸することができなくなったら。
心臓ショックは行うのか。人工呼吸器はつけるのか。
つまり、心肺蘇生法を行うのか、ということ。
心肺蘇生法は、成功率は低い上に、見てて気持ちのいいものではない。
心臓と肺を、外からの力で無理やり動かそうとするのだから当然と言えば当然だけど。
あばらだって折ることあるし。

彼女は始め、行わなくていい、と言っていた。
けど、3人の娘達が説得してしまった。

彼女は年が年だ。
年と言うのは、体が年ということ。
80年使った体には、それなりの疲労と老朽が溜まっている。
全てにおいて、若者のそれより劣っている。
自己治癒力、薬への反応、全ての内蔵機能と筋力の低下。
たとえ心肺蘇生法がうまくいったとして、その先は?
血液検査の結果、確かに彼女の腎機能は回復の兆しを見せているけど、
たとえ腎機能が全部正常に戻ったとして、彼女が肺炎を起こす前の、
動ける状態まで戻るにはいったいどれだけの時間がかかるだろう。
寝たきりから再び動けるようになるには、周りの多大なサポートと、
なにより彼女の努力、そして体力が必要になる。

看護の視点からは、彼女のQuality of Lifeを考えることになる。
その人自身が満足して、幸せに過ごすために必要なことって何だろう~?
彼女はもう、呼吸、食事、排泄、コミュニケーション、衛生維持…
生きていくうえですごく基本的なことがかなり落ちている。
彼女の娘さん達は、生きているだけで良いよ、なんてこと、考えてるんだろうか??
植物状態になっても、満足?
彼女の人生の価値って何?どこ?

当たり前だけど、私達はこれについて意見できない。
これは、彼女と彼女の大切な人たちが話し合って決めたこと。
意見はいえないけどさ、いつものごとく、個人的意見はそれぞれ皆あるわけで。
なんだか母親が死んでいくという事実を受け入れたくない娘達の、不必要な足掻きのようで。
それの尻拭いは、苦しみとなって母親が全部受けているようで。
まだまだ彼女との付き合いは長そうだけど。(私もそう願ってるし。)
いざって時はいつ来るかわからないから。
彼女達の決心が、できれば彼女にとって満足の行くものでありますように。

ところで、私の実習中のQuolity of Lifeってどこーー?!
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